冷たい頬

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私が聞きたいのは

そんな言葉ではない

私が見たかったのは

そんな姿ではなかった

 

夜一番遅くの特急に揺られる

自分の姿が車窓に映る

何だかこの数ヶ月で歳をとってしまったみたい…

映った顔は雨粒が沢山ついている

 

何もかも洗い流して欲しい

私のこの情けない姿を

 

雨は恵みを私に与えてくれるだろうか

夏を迎える植物のように

私は大きく息を吸い、水を吸い

はつらつと生きていきたい

また明日を迎えるために

 

布団の上に横になると、体がぴくりとも動かなくなってしまった

ああきっと今私は雨に打たれているのね

だから顔に沢山水の粒があるのね

 

車窓に映った私の分身が何処かで「そうだ」と言った